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新機能などより良い使用体験を楽しめるように、お使いのiPhone/iPadを最新版のiOSにアップデートしようと操作している時に、「アップデートを確認できません」というエラー画面が表示されて失敗する可能性があります。iPhoneやiPadのアップデートを簡単に済ませると思っていたのに、何らかの不具合でエラーが起きて確認できないと悩んでいる方も少なくないようですね。そこでこの記事では、iOSアップデートできないよくある原因と対応策を詳しく紹介したいと思います。ぜひ参考にしてください。
iPad・iPhoneで「アップデートを確認できません」エラーが起きた原因
「アップデートを確認できません」というエラーが起きた場合には、以下の原因が考えられます。
1.Appleのアップデートサーバーで障害が発生している
2.Wi-Fiの接続が不安定
3.デバイスの空き容量が不足している
4.アップデートのダウンロードに時間がかかる
5.以前のiOS 16ベータバージョンをダウンロードした
iPad・iPhoneで「アップデートを確認できません」エラーが起きた時の対応策
対処法1.Appleサーバーで障害が発生していないことをチェック
お持ちのiPhoneまたはiPadがアップデートを確認しているときに、Appleのサーバーと通信しようとしています。Appleのサーバーで障害が発生している場合、iPadもしくはiPhone 12・13・14は当然アップデートを確認することができません。Apple システムステータスのウェブページにアクセスして、サーバーで障害が発生しているかどうかを確認してください。
アイコンが緑色で表示されている場合、障害が発生していません。それなら、問題を解決するために他の理由と解決策を当ててください。黄色または赤色のアイコンが表示されている場合は、サーバーが正常な状態に戻ることを待って、アップデートをもう一度試してください。
対処法2.安定なネットワーク接続を確保
「アップデートを確認できません」 エラーの原因は、通常、ネットワークにあります。iOS OTAのアップデートには安定したネットワーク接続が必要なので、iPhone・iPadが安定なWi-Fiに接続していることを確保する必要があります。iPhone 13・14とiPadでネットワークの障害を解決するには、3つの方法があります。
Wi-Fiに再接続
「設定」> 「Wi-Fi」 に移動します。Wi-Fiを数分間オフに切り替えます。再度オンにしてください。次に 「ソフトウェアアップデート」 に行き、お持ちのデバイスがiOSアップデートを確認できないかどうかを確認してください。
別のWi-Fiネットワークに接続
再接続がうまくいかない場合は、他のWi-Fiネットワークで試してみてください。 「設定」> 「Wi-Fi」 を選択します。現時点で接続しているWi-Fiネットワークを切ります。ほかの有効なWi-Fiに接続してみてください。
ネットワーク設定をリセット
それでもiPhoneまたはiPadでソフトウェアのアップデートを確認する際に「アップデートを確認できません」エラーがまだ発生している場合は、ネットワーク設定をリセットしてみてください。 「設定」>「一般」 を開きます。スクロールダウンして 「リセット」 をタップします。 「ネットワーク設定をリセット」 をタップします。
対処法3.GoogleのパブリックDNSに変更
一部のユーザーは、iPhoneまたはiPadをGoogle パブリック DNSに切り替えた後にアップデートを確認できるようになることを発見しました。
ステップ1. 「設定」> 「Wi-Fi」 を選択します。
ステップ2. 現在接続しているWi-Fiネットワークの横にある青色のアイコンをタップします。
ステップ3. 「DNSを設定」>「マニュアル」>「サーバを追加」 をタップし、DNSサーバーのIPアドレスを入力します(「8.8.8.8」または「8.8.4.4」)。
上記の方法のどれも問題をうまく解決できず、お持ちのiPhoneがまだ「ソフトウェアアップデートの確認中にエラーが起きました」が表示される場合、それはネットワークの問題ではありません。ほかの方法を使ってみてください。
対処法4.iPhone / iPadを強制的に再起動
ご使用のiPhone・iPadを再起動してみてください。それから、 「ソフトウェアアップデート」 ページで正常にアップデートできるかどうかを確認してみてください。
では、再起動しても解決しない場合はどうすればいいでしょうか?それなら、iOS 16システムのアップデートを確認できないiPhoneまたはiPadを強制的に再起動する必要があります。異なるバージョンのiPhoneでは、強制的に再起動する方法が異なります。
iPhone 5c・5s・6・6s・6 Plus・6s Plusの場合:Appleロゴが表示されるまで、電源ボタンとホームボタンを同時に押し続けます。
iPhone 7/7 Plusの場合:Appleロゴが表示されるまで数秒間、電源ボタンとボリュームボタンを同時に押し続けます。
iPhone 8・X・XS・XRまたはiPhone 11・12・13・14のすべてのモデル:音量アップボタンを素早く押してから離し、音量ダウンボタンにも同じことをしてください。Appleロゴが表示されるまでサイドボタンを押し続けます。
強制的に再起動させた後、ソフトウェアアップデートの確認中に「アップデートを確認できません」エラーが発生するかどうかをもう一度確認してください。
対処法5.iOS 16 のベータ版プロファイルを削除
以前のiOS 16 ベータバージョンをiPhone・iPadにダウンロードした場合、新しいiOSアップデートは表示されません。まずはベータファイルを削除して、それからアップデートをもう一度確認してみてください。
ステップ1. 「設定」>「一般」>「VPN とデバイス管理」をタップします。
ステップ2. 「iOS Beta Software Profile」 をタップします。
ステップ3. 「プロファイルを削除」 をタップして、ベータ版のアップデートプロファイルを削除します。
対処法6.iTunesでアップデートを確認
上記のすべての方法を試してみても、OTAアップデートでiPhone・iPadのアップデートを確認できない場合、iTunes経由でiOS 16にアップデートすることができます。
ステップ1. iPhone・iPadをあなたのパソコンに接続します。
ステップ2. 最新バージョンのiTunesを起動します。
ステップ3. 「概要」タブを開きます。
ステップ4. 「アップデートを確認」をクリックし、「ダウンロードしてアップデート」 を選択し、画面に表示される指示にしたがって進みます。
ステップ5. アップデートが完成したら、iPhone・iPadを再起動すると、デバイスはiOS 16のシステムになります。
対処法7.専用ツールでアップデートを確認「iTunesなし」
iTunesが正常に動作しない間にiPhone/iPadのアップデート確認にエラーが発生している場合は、 「Passvers iOSシステム修復」 でiPhoneまたはiPadをiOS 16にアップデートすることができます。これを使えば、動かなくなったiPhoneを修復できます。また、このソフトは最新のiPhone 14も対応可能、アップデートを確認せずに、iOSデバイスを最新バージョンにアップデートすることもできます。さらに、アップデートだけではなく、ニーズに応じてiOS 16からiOS 15にダウングレードすることも簡単です。
ステップ1. パソコンもしくはMacに 「Passvers iOSシステム修復」 をダウンロードして、ソフトウェアをインストールしてください。
ステップ2. iPhone・iPadをDFUモードで起動します。(注:DFUモードに入る方法はスマホの世代によって異なりますので、アップデート中にデータが紛失することを防ぐには、iPhone・iPadのバックアップデータを作成することをお勧めします)。
ステップ3. パソコンで 「Passvers iOSシステム修復」 を起動し、デバイスを接続します。 「スタート」 をクリックして開始します。
ステップ4. 修復したいデバイスの機種やモデル情報が正しいかどうかを確認します。必要なiOSアップデートバージョンを選択して、 「修復」 をクリックします。
ステップ5. iPhone・iPadは再起動し、最新のiOSにアップデートされます。
ご注意:
修復には二つのモードがあります。標準モードならデータを失われずに、画面が動かないなどの不具合を修復できます。高級モードはデータを完全に削除します。上手くいかない時は、別のモードを切り替えてください。
初期化しても常に最新のiOSバージョンにアップデートされます。iPhoneの初期化を実行するためには、設定アプリやiTunesを使うと、パスコードやApple IDのパスワードの入力が要求されています。もしパスワードを忘れてしまったり、パスワードをそもそも知らない場合や、iTunesを使えない場合、iPhoneの初期化が難しくなります。そのため、パスワードを忘れて初期化できない、またiTunesを使用できない時、iPhoneを強制的に初期化したい方はこちらをご参照ください。
まとめ
iPhone・iPadにおける 「アップデートを確認できません」 エラーを上記の解決方法で無事に解決しましたでしょうか?方法その1~6を利用してもiPhoneをiOS16にアップデートできない時、ぜひ「Passvers iOSシステム修復」 を使ってください。お使いのiPhoneをiOS16にアップデートして、AppleがiOS 16で追加した新機能を体験しましょう。