【レビュー】iPhoneロック解除ソフト「PassFab iPhoneUnlock」の使い方・安全性・値段
橋本 学
05/03/2023
PassFab iPhone Unlockについて
数分だけでiPhoneの画面ロックを解除できるし、Apple ID削除機能・スクリーンタイム解除・MDMロック回避機能も搭載しています。互換性が高いですので、ソフトの更新頻度が高い同時に、操作が簡単ですべてのiOSバージョンと端末に対応します。
数クリックだけで簡単にすべてのタイプのスクリーンロックを解除できると主張するiPhoneロック解除ツールとして「PassFab iPhoneUnlock」は言うまでもなく魅力が溢れています。
PassFab iPhone Unlockの値段
パソコンで使える「PassFab iPhoneUnlock」はWindows版とMac版あります。
月間ライセンス | 年間ライセンス | 永久ライセンス | |
Windows版 | 4488円 | 5148円 | 6028円 |
Mac版 | 5588円 | 6578円 | 7128円 |
PassFab iPhone Unlockの無料版と有料版の違い
無料体験版は有料版限定の機能を利用できません。でも、注意すべきなのは、ソフトの画面ロック解除などの強力な機能はほとんど有料版を購入しないと使えないタイプです。
PassFab iPhone Unlockの機能と使い方
PassFab iPhone Unlockは「画面ロックを解除」・「Apple IDを削除」・「スクリーンタイム・パスコードを解除」・「MDMロックをデバイス」という四つの機能を搭載しています。
画面ロックを解除
次に「画面ロック解除」機能を例にして操作手順を紹介します。
ステップ1、「画面ロックを解除」を選び、「解除開始」を選択してください。

ステップ2、iPhoneをPCに接続して、「開始」を押して画面ロック解除機能を始めます。

デバイスがソフトに検出されないと、ソフトの操作ガイドに従ってiPhoneをリカバリーモードやDFUモードにしてください。


ステップ3、iPhoneの画面ロックを解除するためにiOSファームウェアのパッケージをダウンロードする必要があります。保存先を選んで「ダウンロード」を押してください。
ヒント:ダウンロードするためにパソコンでは約7Gのスペースが必要です。

既にファームウェアをダウンロードしたことがあれば、もう一度ダウンロードすることがありません。ファームウェアの保存先を選び、手動でインポートすることができます。

ステップ4、ダウンロードが完了すれば「解除開始」を押して画面ロック解除を始めましょう。

iPhoneの画面ロック・パスコードの解除が成功すると、パスコードやTouch IDなどを再び設定することができます。

Apple IDを削除
ステップ1、「Apple IDを削除」を選び、iPhoneをPCに接続します。
ステップ2、そしてApple ID削除機能画面の「削除開始」を押せば、デバイスの「iPhoneを探す」のオン・オフによって結果は違います。
- 「iPhoneを探す」がオフになっている場合には簡単にApple IDロックを解除できます。
- 「iPhoneを探す」がオンになっている場合には画面ロックを設定しているかを確認し、2ファクタ認証が有効になっているかを確認します。画面ロックを設定していないことや2ファクタをオンにしたことがないとサポートされていません。
もしどちらでもしたことがあれば、適用するファームウェアをダウンロードしてから、ダウンロード済みのファームウェアを通じてApple IDを削除することができます。

スクリーンタイム・パスコードを解除
ステップ1、ソフトの「スクリーンタイム·パスコードを解除」を選び、iPhoneを接続します。
ステップ2、「解除開始」を選んでください。この機能を利用するために、「iPhoneを探す」をオフにすることが必要です。
ステップ3、解除プロセスが完了するとスクリーンタイムパスコードが解除されます。次にソフト画面に従って初期設定を行う必要があります。「後で設定でセットアップ」を選ばないとスクリーンタイムの解除が失敗します。

MDMロックをデバイス
ステップ1、ソフトの「MDMロックをバイパス」を選び、iPhoneをPCに接続します。
ステップ2、「バイパス開始」をクリックすれば解除プロセスが始まります。プロセスが終了すればMDMロックのバイパスに成功します。

「PassFab iPhone Unlock」の評価
成功率も安全性も高いし、動作が軽くて便利なソフトですので、パソコンをよく使っているWindows・Macユーザーでしたら、「PassFab iPhone Unlock」を使えば手軽にiPhoneのロックを解除できます。でも、PCに慣れていないユーザーの場合には「PassFab iPhone Unlock」の操作が少し難しすぎると考えて、うまくいかない可能性もあります
そのため、もし今まであまりパソコンを使わない方でしたら、「PassFab iPhone Unlock」よりわかりやすいソフトを選択することをお勧めします。次に「PassFab iPhone Unlock」の代わりとして操作がもっと簡単な代替ソフトの使い方について解説します。
「PassFab iPhone Unlock」でロックを解除できない場合に最善の代替ソフト?
PassFab iPhone UnlockとPassvers iPhoneロック解除の比較一覧表
PassFab | Passvers | |
対応OS | Windows・Mac | Windows・Mac |
iOS パスコード解除 | ○ | ○ |
iOS Apple ID消去
| ○ | ○ |
iOS スクリーンタイム解除
| ○ | ○ |
アクティベーションロック回避
| × | ○ |
成功率
| ★★★★ | ★★★★★ |
使いやすさ
| ★★★★★ | ★★★★★ |
価格
| 5148円/年間ライセンス 6578円/年間ライセンス (税込・5デバイス・1PC) | 4880円/年間ライセンス (税抜き・6デバイス・1PC) |
おすすめ度
| ★★★★ | ★★★★★ |
次にソフトの「パスコード解除」機能を例にして使い方について説明します。
「Passvers iPhoneロック解除」でパスコードを解除する手順
ステップ1、ロック解除機能を選択
まずは「Passvers iPhoneロック解除」をパソコンにインストールしてください。次にソフトを起動し、「パスコード解除」を押します。

ステップ2、ロック解除開始
画面ロックのパスワードを解除したいiPhoneをPCに接続し、ソフト画面の「スタート」をクリックします。

ステップ3、iPhoneのデバイス情報をチェック
iPhoneが検出されるとデバイス情報がソフトに表示されます。デバイス情報がiPhoneに一致しないと手動で変更しましょう。そして「スタート」をクリックします。

ステップ4、ファームウェアパッケージのダウンロード
iPhoneパスコード解除のためにデバイス情報によってファームウェアパッケージがダウンロードされます。その進捗状況はソフト画面でチェックできます。

ステップ5、ロック解除を確認
ファームウェアパッケージをダウンロードした後、「アンロック」を押してパスコード解除の確認画面に入ります。「0000」を入力してもう一度「アンロック」をクリックしてください。

これでiPhoneのロック解除が開始します。進捗状況はソフトで確認できます。進捗状況が20%になると接続したiPhoneは自動的にリカバリーモードになります。
ヒント:iPhoneは自動的にリカバリーモードに入らない場合もあります。それならソフト画面の操作ガイドに従ってiPhoneをリカバリーモードにしてください。

リカバリーモードになるとパスコード解除プロセスが続行します。iPhoneのロックが正常に解除されたら、デバイスのパスコード・Touch ID・Face IDを再び設定することができます。

まとめ
本記事では、「PassFab iPhone Unlock」の機能、使い方、値段や安全性について詳しく紹介しました。「PassFab iPhone Unlock」を通じては簡単な作業でiOSデバイスのロックを解除できますが、時々iPhoneロック解除が失敗することがあります。その場合、「Passvers iPhoneロック解除」を始めとして、ほかの代替ソフトをパソコンにインストールして、PC経由でiOSデバイスのロックを解除してみてください。