【iPhone/iPad/iPod touch】アクティベーションロックを解除する裏ワザ
鈴川 霧
2022-07-26
iOSデバイスの最初設定画面で表示される「アクティベーションロック」に詳しくないため、それをどうやって解除できるか分からない方もいるかもしれませんので、ここではアクティベーションロックの役割を紹介しながら、iPhone/iPad/iPod touchなどiOSデバイスで表示されるアクティベーションロックを解除する裏ワザについて紹介します。
iPhone/iPad/iPod Touchのアクティベーションロックとは
アクティベーションロックはiPhoneの紛失・盗難が発生する場合、端末の個人情報を保護して、プライバシー漏洩を防止する対策とも言えます。iCloudの「iPhoneを探す」をオンにすればデバイスがアクティベーションロック状態になります。
iOSデバイスの初期設定の場合、「アクティベーションロック」という画面が表示され、Apple IDとパスワードの入力が求められています。もしAppleとパスワードを入力しないと、アクティベーションロックを解除できなくてiPhoneを正常に利用できない場面になります。
紛失・盗難のための機能としては頼りになりますが、中古で購入したiPhoneや他人から譲渡されたiPhoneを使おうとする時、アクティベーションロックがかかった状態なので使えなくなることもあります。
手元のiPhoneは元の所有者のAppleアカウントに紐付けられている場合、下記の裏ワザを活用して、アクティベーションロックを解除してみましょう。前の所有者に連絡できれば簡単に解除できますが、前の持ち主に連絡しなくてもアクティベーションロックを強制的に解除できる方法はあります。
裏ワザ1. お使いのiOSデバイスのアクティベーションロックを直接に解除
言うまでもなく、お手元のiPhoneはApple Storeから購入した新品の場合、購入時に登録したAppleアカウントの情報(Apple IDとそのパスワード)を入力すれば直接解除できます。
家族や友人から譲渡したiPhoneや中古で購入したiPhoneでも、前の所有者がそばにいる場合、「アクティベーションロック」画面で直接Apple IDとパスワードを入力すればアクティベーションロックを解除できます。
他人のApple IDではないけど、自分のApple IDやパスワードを忘れた時にも、パスワードをリセットすることで簡単にAppleアカウントの情報を取り戻せます。Apple IDの公式サイトにアクセスしてから、下部の「Apple IDまたはパスワードをお忘れですか?」を押して、お使いのApple IDを検索したり忘れたパスワードをリセットしたりすることができます。
Apple IDやパスワードではなく、自分のiPhone・iPadの画面ロックのパスコードを忘れた場合でも、iTunesを活用すればiOSデバイスの画面ロックを解除できます。でも、iTunesと同期したことがある必要だし、端末の画面ロックを解除するためにデバイスの初期化が始まりますので、デバイスの中のすべてのデータは消去されるようになります。
もちろん、本当に前の持ち主のApple IDやパスコードがわからなくても、專門的なiOSロック解除ソフトを活用すれば、iPhoneなどのiOSデバイスのアクティベーションロックを強制的に解除できます。下記の操作手順を参考にしてください。
裏ワザ2. 専用ロック解除ソフトでアクティベーションロックを解除
專門的なiOSロック解除ソフト「Passvers iPhoneロック解除」を利用すれば、iPhone・iPadのApple ID・パスコード・アクティベーションロックなど全部数分の間に解除できます。操作がシンプルで分かりやすいですので、iCloudのアクティベーションロックを強制的に解除したい初心者でも手軽に利用できます。
iPhoneのアクティベーションロックを強制的に解除する手順
ステップ1、まずはWindows・Macに対応する「Passvers iPhoneロック解除」をPCにインストールしてください。
「Passvers iPhoneロック解除」を起動すればソフトの機能選択画面になります。アクティベーションロックを強制的に解除する場合には「iCloudアクティベーションロックをバイパス」を選びます。
ステップ2、次にUSBケーブルでiPhoneをPCに繋ぎ、iPhoneの「信頼」を押します。これでソフトとパソコン側にはiPhoneを認識できます。
ステップ3、これでソフトはiPhoneの構成ステータスを検出します。ソフトで表示される構成ステータスを確認してください。
ステップ4、次に「iOS脱獄」が表示されます。ソフトの「iCloudアクティベーションロックをバイパス」機能を利用して、アクティベーションロックを回避するために、ソフトの「iOS脱獄ガイド」に従ってiPhoneを脱獄してください。脱獄に成功すると、iPhoneとPC(ソフト)を接続しながら、「次へ」を押してください。
注意事項
アクティベーションロックをバイパスすれば、iCloudアカウントのログイン、SMS、通話、デバイスでモバイルセルラーネットワークの使用などができなくなります。でも、App Storeにログインしてアプリをダウンロードすることができます。
ステップ5、「次へ」を押したら「iCloudアクティベーションロックをバイパス」機能のスタート画面が表示されます。最後に、「スタート」を押して、iPhone/iPad/iPod Touchのアクティベーションロックをバイパスします。
アクティベーションロックが解除されたら、iOSデバイスのメイン画面にアクセスし、正常に利用できなくなります。アクティベーションロックのバイパスに困っている方はぜひこの方法を試してみてください。
裏ワザ3. iCloud.comからiOSデバイスのアクティベーションロックを解除
前の所有者に連絡できる場合、元の持ち主がそばにいなくてもiCloud経由でiPhone/iPad/iPod Touchのアクティベーションロックを解除できます。遠隔操作でロックを解除する方法として、元の所有者のApple IDとパスワードを入力して、iCloud.comにサインインする必要があります。
ステップ1、Apple ID情報でiCloudの公式サイトにサインインした後、「iPhoneを探す」を選択します。
ステップ2、「すべてのデバイス」を選び、その中から紐付けを解除したいiOSデバイスを選択します。
ステップ3、「[デバイス]の消去」を選び、「アカウントから削除」を選択します。
これで、iPhoneの中の元の所有者のデータが削除される同時に、Apple IDとiPhoneの紐付けが解除されることに伴い、アクティベーションロックも解除されます。
まとめ
以上は、アクティベーションロックを解除する裏ワザをご紹介いたしました。Apple IDとパスワードが分かれば簡単に解除できますが、Apple IDとパスワードを忘れた、もしくはそもそも分からない場合は、強制解除をするしかありません。その場合、「Passvers iPhoneロック解除」というアクティベーションロック強制解除ツールを使った方法です。初心者でも手軽にアクティベーションロックを解除できます。
上記のやり方ではiPhoneのアクティベーションロックを解除できますが、アクティベーションロックを解除したiPhoneのデータは完全に削除されてしまう場合もありますので、もし自分のアカウントがデバイスに紐付けられていると大切なデータが紛失する羽目になりますので、iPhoneのApple IDとパスワードをきちんと覚えながら、iOS端末・Apple製品での個人の取り扱いを十分注意してください。